自己啓発

ひとり旅をする前とした後

初めてひとりでヨーロッパを旅行した時の画像

この記事で伝えたいこと

・30歳までにしなかった挑戦は、今後一生しないと思う。

・家に帰り、話を聞いてもらうまでが「ひとり旅」。

初めてのヨーロッパひとり旅

ひとり旅をする際のイメージを触発する画像。

大学4年生の卒業間近。私は1人でパリへ旅立った。

サークルでバリ島へ旅行しようという話もあったが、

どうしても私は1人でヨーロッパへ行きたかった。

何故だろう?それは、30歳までにしなかったことは、

きっと「今後一生しない」と心のどこかで感じていたからだろう。

「過去のわたし」の後ろに並ぶ「今のわたし」

過去の自分の選択の後ろに並ぶ、今の選択のイメージ。

あなたは、何でもない休日に出かけるいつもの街で、

お昼ご飯を食べようとしたら、どんなお店に入るだろうか?

きっと今まで入ったことのあるお店に入るだろう。

新しいお店を探すコストと、お店に入って失敗するリスクを考えたら、

過去に入ったことのあるお店に入る方が無難だ。

『予想通りに不合理』の本。この本に書いてあった内容を紹介する。

このことは、ダン・アリエリー氏の『予想通りに不合理』にも記載がある。

一見自分で決めているようなことも、過去の自分が並ぶ「行列」に並んでいるのだと。

この休日ランチの選択は、きっと30歳以降の人生である。

「いつもの街」は今まで培ってきた人生観で、「お店」は選択肢の例えだ。

「いつもの街」では、新しい「お店」を探すことすらせず、

過去行ったことのある選択肢の中から選んだりする。

つまり、30歳までにしなかった挑戦は、

「今までしなかったから、わざわざしなくてもいいや」として受け流してしまう

行列の出来ていないお店に、わざわざ並ぼうとは思わないだろう。

そして、新しいお店ができたことすら認識できなくなる日も来るだろう。

勇気を出して新しいことに挑戦する様子をイメージ。

だから、私は1人でヨーロッパへ行った。

勇気を出して、誰も並んでいないお店の暖簾をくぐったのだ。

あれから4年、最近した新たな挑戦はなんだろうか?

ひとり旅における、「下書き」と「色塗り」

ひとり旅は、自分を支えてくれる周りの人達と共に色を塗って初めて完成するというメッセージ。

ひとり旅をして、改めて気づかされたことがある。

それは周りの人がいてこそ、ひとり旅が「色づく」のであるということだ。

下に書き連ねたのは、ヨーロッパひとり旅でのエピソードである。

・パリの空港で警察に銃を向けられ、発砲されそうになった話。

・乗った列車が銃乱射事件のあった列車と知り、戦慄した話。

・ホステルで出会った人と意気投合し、海外サッカーを見に行った話。

・ノートルダム大聖堂の上で、熱いキスを交わしていた男性カップルの話。

・パリのブティックで、目を輝かせて指輪を見ていた、少女のようなおばあちゃんの話。

・バルでお酒を飲んでいて、気づいたらホテルのベッドの上だった話。

・パリのデモが悲惨なものでなく、酒飲んでワイワイするお祭りであった話。

・初めてのパリなのに、なぜか現地の老夫婦にバスチケットの買い方を教えた話。

こういった話が思い出となって残っているのは、決してひとりで旅をしたからではない。

話を聞いてくれる親友や家族がいたからこそである。

こうした人がいなければ、ひとり旅は、絵画でいうところ「下書き」で終わっていただろう。結局のところ、ひとり旅は「下書き」でしかない

周りの人がいてはじめて、「下書き」に「色が付き」、鮮やかな絵画となる

親しい人と会話をすることで、旅に色が付与されていく様子のイメージ。

「家に帰るまでが遠足」といった話は聞いたことがあるだろう。

私からすれば「家に帰り、話を聞いてもらうまでがひとり旅」であると感じた。

私はひとり旅に出るとき、お土産を買って帰る。

それはただ何となく買うのではなく、家に帰って周りの人達と一緒に「旅」を色付けるためだ。

旅に出て買ってくるお土産のイメ―ジ

次は、どんなひとり旅という「絵画」ができあがるのだろう?

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よるさんぽ
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