人生に必要なのは、努力ではない。
先日「なぜ人は努力をしなければならないか」を考えていて、1つの結論を得た。
「よりよい人生を送りたいと願っているから」だ。
努力が好きな人は、世の中にはきっといない。私もその中の1人だ。
努力をせずとも、よい人生を送るための方法を考えていてあることに気が付いた。
「情報の質が、良い人生を送れるかを左右する。」ということだ。
努力せずとも、良い情報を吸収し続けられる仕組みがあればよいではないか。
3つの情報レストラン
情報収集は主に3パターンあることに気づいた。
ネットと本、そして人だ。3パターンの性質をまとめてみる。
1:ネット
手っ取り早く情報収集ができる。中毒性がある。コモディティ化している。情報の信ぴょう性が低い。
2:本
情報収集に時間がかかる。情報の信ぴょう性が高い。頭の整理ができる。インプット一辺倒になりがち。
3:人
一番手っ取り早く情報収集ができる。情報のやり取りに双方向性がある。感情に訴えかけてくる。自由度が高い。
ネットサーフィンの限界。読書の限界。
私は最近、ネットや本での情報収集の限界に直面していた。
ネットや本で描かれている情報って、
多くの人がその情報に触れている。つまり、多くの人と同じような成果しか出せない。
インプットがメインで、行動に移すために、もう一回エンジンをかけなければならない。
ちなみに、私はネットと本とは以下のようにして関わることにしている。
興味を持つきっかけが欲しければ、ネット。
考える力を養いたければ、読書。
エクスペリエンス(体験)の時代
私は、生きた情報に触れるのが重要であると感じている。
生きた情報とは、
聞くとワクワクしてきて何かをしたくなるような。
理屈だけでなく、感情にも訴えかけてくるような。
こうした情報はネットや本で得られるより強烈な体験として自分の中に残る。
このような情報を得続けるべく、前向きな人間関係を構築することが大切だ。
ノーリスク・ハイリターン
人間関係を2つに分類したい。
新しい人間関係と、既存の人間関係だ。
それぞれ、具体的なアクションプランを示す。
新たなコミュニティ編
自分が面白い!ワクワクする!と感じた人をまずは3人、食事に誘ってみよう。
「世の中GIVE & TAKEだし、何かその人にGIVEしなきゃ」
「きっと忙しいだろうから、迷惑になっちゃうかも」
「話すことないし、今回は辞めておこうかな」
そんなことは考えなくていい。
今すぐGIVEする必要はない。長期的な付き合いを想定するなら将来的にGIVEすればよい。
迷惑かは、会ってから向こうに判断してもらえばいい。もし迷惑なら次から合わなくていいという気づきを与えられる。
話すことがなければ、相手のことについて聞けばよい。人は自分の話をするのが大好きだ。
地道だが、食事に誘い続けて1つでもコミュニティができれば、
努力しなくてもいい人生が送れるようになる。
今あるコミュニティ編
既存の人間関係は、昔話で盛り上がることが多くなりがちだ。
今朝、マイメロママの一言が心に刺さった。それは、
「昔話をしている男ほど将来を期待できないものよ」だ。
既存の人間関係を切り捨てようと言っているのではない。
将来のことや自分の想いを語り合う関係になるよう、工夫すればよい。
武器として、「共感+前向きな質問」を用意しよう。
「それは大変だったよね。で、”君”はどうしたいの?」、
「それは辛すぎるよね。で、”君”が課題に感じてることは何かな?」、
「それはしんどかったよね。で、”君”の中では何がベストなの?」、
「それ懐かしいね!で、”君”のその話を今に活かせないかな?」
会うたびに3回、問い続ければきっと、前向きな人間関係に変わってく。
努力しなくてもいい人生を送れるようになる。
まとめ
「継続は力なり」というが、
情報を聞き続けることもまた継続することである。
一度仕組みさえ作ってしまえば、後は仕組みに身を任せるだけだ。
早ければ早いほど授かれる恩恵は大きい。