プレッシャーを乗り越える
あなたが成功したいと感じた時、乗り越えなければならない壁がある。
それは、プレッシャーだ。
私は仕事で新しい案件や挑戦的な商談が来たら、積極的に飛び込むようにしている。
私も前は、成功するか分からない仕事はできる限り避けてきた。
しかし、”あること”に気づいてから世界が180度変わった!
あることとは、プレッシャーとの向き合い方だ。
これに気づいてから周りの人からは、「期待しているから、頑張ってね!」「君ならできるよ!」「難しいと思うけど、君なら乗り越えられると思っているよ!」
と声をかけてもらうことが増えた。
あなたはどんな時にプレッシャーを感じますか?
プレッシャーに押しつぶされそうなときはどんな時だろう?
・大切な試験の前、合否が気になりしんどくなる。
・大事な取引先とのプレゼンテーションの前、結果が出せるか不安になる。
・親友の結婚式でスピーチを任され、緊張で手が震える。
・仕事の締め切り間近、成果を出すプレッシャーが高まる。
・未知の領域の仕事に取り組むとき、先が見えなくてやっぱりやめようかなとなる。
全てあなたが経験してきた、または今後経験するであろう出来事だ。
自分を認めてほしいから、プレッシャーを感じる
そもそもなぜプレッシャーを感じるのだろうか?
それは、自分を認めてもらいたいと強く思っているからだ。
自分の中で完結することであればプレッシャーを感じることはない。
他人に認められることがMUSTの仕事では常にプレッシャーがかかる。
認めてもらいたい人に、小さな恩返しを
プレッシャーを乗り越えるためにはどうすればよいのか?
答えは、認めてもらいたい人に、日々小さな恩返しをすることだ。
・受験費用を親に出してほしければ、親に対して日々勉強している姿を見せる。
・上司に成果を認めてほしければ、朝会の時に進捗を逐一報告する。
・起業して成功したければ、目の前の仕事が忙しくても関係者の多くと密にコミュニケーションを取る。
・恋人の両親に結婚を認めてほしければ、ご挨拶や旅行のきっかけなどに手土産を差し上げる。
決して、これらの過程をすっ飛ばしてはいけない。
この過程をすっ飛ばすと、失敗した時のことを想像するのが恐ろしくなるからだ。
大谷翔平は試合以外でも、ファンを喜ばせている
大谷翔平は、最前線で最高の結果を出し続けている。
なぜ彼は世界中のファンの期待に応えることができるのか?
私を含め多くの人が彼ほどの期待をかけられたら、プレッシャーでつぶれてしまうはずだ。
彼はメンタルが強いのか?やはり実力が凄いのか?
彼の”才能”を深堀してみる。
大谷は、試合前や試合中にファンに向けてサインを書いたり、ファンと会話をしたりしている。
これほどフレンドリーにファンに接しているなんて、なんて優しい人なんだと思うかもしれない。
しかし、彼はファンにこうして小さな恩返しをすることで、自分の中でプレッシャーを和らげているのではなかろうか?
スポーツは調子が良く、試合で結果を出してファンを喜ばせることもあれば、
調子が悪く、思うような結果が出せないこともある。
どれだけの実力があっても結果ばかりは100%コントロールできない。
そこで、ファンサービスをすることで自分にかかるプレッシャーをコントロールしている。
認めてもらいたい人に、小さな恩返しをし続けよう
いきなり、かけられた期待を100%返すことはできない。
大きな期待であればあるほど、コツコツと地道に取り組み、小さな恩返しをしていくしかない。
そうすれば結果的に、大きな期待に応えられる。
成功している人は、日ごろから小さな恩返しをしているからこそ、大きな期待に応えられるのだ。
もし、どう恩返ししたらよいか分からなければ、
認めてもらいたい人と一緒に食事に行くのはどうだろうか?
食事に誘う時は勇気が必要だが、人は誘ってもらえると嬉しいものだ。
さああなたは、誰に恩返しをしますか?