自己啓発

結局、20代は自己投資をすればいいの?貯蓄をすればいいの?

20代は貯蓄よりも自己投資に使うべき。
後で苦労するからしっかりとお金をためておきなさい。
つみたてNISAをやっていないやつは情弱。

昨今、こういう話を聞く機会が増えてきたように感じる。

こうした議論に他する私の出した結論はこうだ。

手取り収入に対する貯蓄率を40%確保し、
自己投資できる仕組みを作る。

まず、なぜ貯蓄率40%なのか。

貯蓄率40%とは年率5%(決して非現実な率でない)で運用すると
20年強でセミリタイアできる、
つまり生活のために働かなくて良くなる1つの水準である。

毎月の手取りからいくら貯蓄して、ボーナスは全て貯蓄する想定で
決して狙えない数字ではない。

私にとっては、程よい緊張感で挑戦できる水準であるため
貯蓄率40%と定めた。

そして、自己投資できる仕組みとは何か?

お金を使う=投資と考えられるが、あと半分足りていないと私は考える。

もう1つは、時間だ。

先日、都市開発に関する仕事をする友人とプロ野球観戦に行ったとき
こんなことを話していた。

「この前、エスコンフィールドに行ってきてさ、
都市開発の視点から見ても本当によくできた施設でさ。
具体的には・・・」

と熱く語ってくれた。

そうか!都市開発に関わる彼は、旅行をするだけで投資になるんだ。

もっと一般化すると、
自分の日常にも仕事に活かせる気づきが満ち溢れているんだ。

これを「自己投資の仕組み化」と呼称する。

IT企業で企画職をしている私は、
日常をどう過ごせば無理なく自己投資の仕組み化ができるだろうか?

そこで、自分の出した結論は3つ。

➊生成AIを日常でも1日10回以上活用する。

 AIvs人間という構図で語られることが多い。

 しかし、私のスタンスは違う。

 AIを使いこなせるものは、職を失わない。と考えている。

 AIという武器の使いこなし方を学ぶために、毎日使って学ぶのだ。

 我々は、GOOGLEが出てきてから、検索の仕方を必死になって鍛え
 今では意識しなくても、欲しい情報を手に入れる確率を高めることができる。

 それと同じように、自分なりの活用術を身につける必要がある。と考える。

➋広告やメニュー表などの改善点を考える。

 「デザイン」は全てのビジネスマンが抑えておくべきだ。

 「もっと企画を練り直してきて」と言われ、

 プレゼン資料のデザインのみ変えてプレゼンしたところ

 あっさり企画が通った。

 私の場合は、『ノンデザイナーズデザインブック』で学んだ内容を基に

 電車広告や店舗のメニューなどの改善点を考え友人に語っている。

➌面白い、分かりやすいラジオを聴き、話し方を研究する。

 武井壮さんは、芸能界で活躍するために

 売れている芸人さんの話をバーで聴いて、言葉のチョイスや「間」の研究をしていたという。

 そうした地道な行動があったからこそ、芸能界でも成功したと私は思った。

 

 話を私に戻すと、ビジネス企画とはいかに面白い!分かりやすい!と思ってもらえるか。

 アイデアはありきたりでも、話し方ひとつで花開くモノもあれば
 日の目を浴びずに枯れるものもある。

 

 具体的には、ラジオを聴きながら自分がラジオのパーソナリティになったつもりになる。

 そして、この人が次にどんな話をするのか、自分なら何を話すか?またそれはなぜか?

 

 すると、自分に話の引き出しとなる経験が少ないのか。
 ボキャブラリーが足りないのか。
 経験とボキャブラリーがあっても、エピソードのチョイスがイマイチだったのか。

 

 反省と実践の千本ノックである。

 こうして、面白いエピソードを語り自分のアイデアを花を開かせてやるための肥やしにするのだ。

上記3つが具体的なのは、抽象化すればするほど自分事として捉えるのをやめるからである。

世の中、アッと驚くような気づきって実は少ない。
知っておけば損しない。儲かる。といったことも極めて少ない。

だから、庶民は具体的な行動に落とし込んで、
その行動を振り返り、成長の糧とするのだ。

貯蓄率40%のそこそこ強力な盾と
自己投資の仕組み化という強力な矛を携えて
人生を突き進む。

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よるさんぽ
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