この記事で伝えたいこと
・スマホで答えが見つからない場合、脳内会議を開催しよう
・脳内会議を開催するコツと3ステップ
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VUCA
先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代
どんな職能を磨くかや仕事中の1つの工夫、休日の過ごし方など
毎日1つ1つの選択が、今までより重要な意味を持っているように感じる。
先行きが不確かだからこそ悩み・迷い・考え・選択する。
そんな1つ1つの選択をする際、皆さんはどう考えて決断しているだろうか?
脳内会議とは?
私は何かを選択する際に、脳内会議を開催する。
イメージとして、会議室に「企業の経営者」、「インフルエンサー」、「親友」、「読んだ本の著者」、「アニメのキャラクター」などなど、多種多様な人が座っている。
※私の場合は、「オードリー・タンさん」「落合陽一さん」「グレッグ・マキューンさん」「学生時代の研究室の教授」「堀江貴文さん」「真子就有さん」などなど
この人だったら、今の私の悩みを聞いたらこう答えるだろうなと想像して、悩みや考え事に関する議論を行う。これが脳内会議だ。
この中での発言が、自分の選択にとって貴重な助言となることがある。
脳内会議に参加し続けてもらう難しさ
本を読んだ後や、映画・動画を見た後は、その人が脳内会議に参加してくれる。
しかし、時間が経つとその人は忘れ去られてしまい、会議に姿を現さなくなる。
AIが発達しているこの時代、脳は電子回路に例えられていることが多くある。
私はこの脳内会議に参加する”人”は電子部品の”コンデンサ”に似ていると考えている。
コンデンサの役割は、電気を蓄えたり放出したりする電子部品で、
皆さんが手にしているPCやスマホに、1台当たり800~1000個も入っている重要なパーツである。
話を戻すと、本や動画を見ると会議に参加する”人”(≒コンデンサ)が充電、会議で発言をするたびに脳に電気を放出し徐々に充電が減っている。そんな感覚として捉えている。
ではいい選択をするために、脳内会議に何度も参加してもらうためにはどうすればよいのだろうか?
脳内会議に参加し続けてもらうために
脳内会議に参加してもらうために私がしていることを3つ記す。
1:3人、会議に参加してほしい人のリストアップ
誰が会議に参加してくれた時に自分にいい影響を与えてくれたのかを念頭に3人リストアップする。
闇雲に無目的に動画を見て多くの人、自分が面白いと思わない人に会議に参加してもらっても際限ない。
仕事でも、会議に参加する人数が増えてくれば増えてくるほど、何も決まらないというのは良くあることだ。
いい影響を与えたかどうかわからないという場合は、自分の好みの人をリストアップするのも良い。私も当初、そうしていた。
2:リストアップした人の本や動画を最低週に1度閲覧
先程の例でいうと、コンデンサに充電する作業となる。
しかし、何度もその人の本や動画を見て、充電を繰り返していると飽きてくることもあるかもしれない。
飽きないために、選ぶ”人”は噛めば噛むほど味がでる人であることが求められると同時に、
よりたくさん噛み、その”人”を味わうことができる顎が必要であろう。
数回噛んだら顎が疲れてしまった場合は、美術館で1つの絵画を2時間眺め続けることをお勧めする。
この効果についての説明は『限りある時間の使い方』に譲るものとする。
3:ベッドの中で自分の悩みを告白
ベッドの中と書いたのは、スマホの中に答えはないからだ。
それほどの悩みであれば、あなたは悩みについて検索済でスマホの中に答えは見つからなかったのであろう。
重要なのは、スマホをいじれない環境でゆっくり自分の悩みと向き合う時間である。
お風呂場やサウナ、スマホを家において散歩に出てみるのもいいかもしれない。
こうして出した結論であれば、自分に自信が持てるはずだ。
その選択が間違っていたとしても、その間違いにもう真剣に向き合えることができる。
これからの時代、先の見えない時代。
これまで以上に自分の頭で考えて決断することに重きが置かれる時代ではないだろうか。
まとめ
脳内会議とは
自分の悩みを解決するために、頭の中で行われる会議。自分が影響を受けた人物などが参加する。
脳内会議に参加し続けてもらうための3ステップ
1:参加者を3人リストアップする
2:その人の本や動画を最低週に1回は読む(視る)
3:スマホがいじれない環境で悩みを打ち明ける
これからの時代、先の見えない時代。
これまで以上に自分の頭で考えて決断することに重きが置かれる時代ではないだろうか。
一緒にこの時代を乗り越えていきましょう!