・なぜ普段買わない本が成長を加速させるのか
・普段買わない本から得られる成長の気づき
・普段買わない本を選ぶポイント
・著者の学び
いつも読む本はどんな本ですか?
あなたは普段どんな本を読みますか?
・ITツール活用術がまとめられたビジネス本
・仕事に活かせる自己啓発本
・童心に帰ることができる冒険小説
・好きな女優が表紙を飾っている雑誌
あなたが選ぶ本は、
いつも似たような本ではありませんか?
いつも似たような本ばかり読んでいると
新たな発見は得られません。
いつも同じ環境で研究している研究者が、
海外へ研究しに行くと、素晴らしい成果を上げることがよくあると言います。
これは、大きく環境を変えることが、
素晴らしい成果を上げるきっかけとなることが分かります。
本についても同じことが言えるのではないでしょうか?
いつも選ばない本を買って、脳を活性化させるために、
ボーナス1万円で本を買ってみませんか?
1万円の範囲で好きに買っていいとなれば、
普段買わない本を手に取る可能性が高まります。
【本の購入】絶対に抑えたいポイント2選
しかし、普段自分で買わない本を1からに買うことは
難しいと思います。
そこで、本探しのコツを2点書き出します。
POINT1:昔興味があったこと
昔興味があったことは、自分を見つめ直すヒントになります。
時間が経過した今、同じテーマを違った視点で見ることができれば、
成長した証となります。
過去と現在を比較することで、新たな学びや気づきを得られるきっかけとなります。
まずは思い当ったことを3つリストアップしてみましょう。
私の場合は、
➊大学時代に研究していた宇宙物理学に関すること
➋小学生の夏休みに読みふけった冒険小説
➌5歳の頃おばあちゃんの家で折った折り紙の本
POINT2:はじめて学ぶ専門分野の入門書
興味のない分野に挑戦することで、
今まで自分の慣れ親しんでいる範囲を広げ、
新しい学びに対して柔軟に適応できる力を養えます。
成功者の特徴として、「分かった気にならない」ということがあります。
分かった気になっていると、それ以上の学びがないからです。
変化の激しい現代において、迅速に学び適応する力が鍛わります。
同じく3つリストアップして見ましょう
私の場合は、
➊面白かった映画で登場した、人類史の本
➋学生時代に大の苦手だった、アートに関する本
➌仕事での失敗から学ぶきっかけを得た、不動産投資に本
以上の2点を抑えたうえで、私が買った本とそこから得た学びをシェアします。
2冊の本が教えてくれたこと
2つのポイントから、私が買った2冊の本を紹介します。
昔興味があったこと:『水生生物の折り紙』
この本を選んだきっかけは、夏休み期間で童心に返ろうとおもい購入。
ビジネスシーンでは、ストレスフルな状況に直面することが多いです。
しかし、折り紙は手先を使って細かい作業をすることで、余計なことを考えずに
心を落ち着かせることができます。
仕事終わりに仕事のことが頭から離れない時、
折り紙を集中しておることで、効率的にリフレッシュすることができました。
また、1回目より2回目と上達していくのが楽しく、
達成感を味わうことができ、モチベーション維持にもなります。
スマホをただ30分眺めているよりは、達成感も満足感も段違い。
1枚約1円で、約30分楽しめるコスパの良い過ごし方です。
はじめて学ぶ入門書:『まずはアパート一棟、買いなさい!』
この本を選んだきっかけは、仕事での失敗からでした。
社外人6年目にもなると、専門性が身についてきます。
その反面、他分野に対して「理解した気」になることも増えてきたように感じています。
先日、理解した気になって、仕事で失敗をしてしまいました。
仕事で新規不動産業にヒアリングする機会がありました。
不動産業の顧客は初めてでしたが、
今まで慣れ親しんだ音声ネットワーク分野での提案でした。
過去の経験からこちらが想定している課題を伝えると
顧客が共感してくれました。追加のヒアリングはせず、
そのまま提案フェーズに。
しかし、提案の反応はイマイチでした。
顧客からのフィードバックを聞いてはじめて、
自分の無知を思い知らされました
このことから、自分の無知を認識し、
謙虚な姿勢を保つことが重要であると再確認しました。
そこで、エンドユーザー目線での視点が足りないことを反省し
この本を購入しました。
不動産の業務が、何のために行われているのか気づくきっかけとなりました。
その後、この本を読んだ経験を活かし、案件の内示を頂けました。
まとめ
ボーナス1万円で、いつも買わない本を買ってみよう。
本選びのポイント➊:昔興味のあったこと
本選びのポイント➋:はじめて学ぶ分野の専門書
私の学び➊:折り紙からマインドフルネスを体験
私の学び➋:この不動産業の業務がなぜ行われているかの理解